放松(ファンソン)太極拳の会

 

 

「放松」 (放鬆 ファンソン) は中国語で「緩める、力を抜く」という意味だそうで、武術的には余分な力みが無く、丹田に気が集約されている状態のことで、いつでも攻撃に転じられる状態といわれます。でも、この会の名前としてはそれほど固く考えないで私のお伝えしたい太極拳、私流の極意「頑張らない、でもやめない」でしょうか。

 

高齢化が進むなか、日本全国に健康を目的とした「太極拳」は草の根レベルで広がっていると思います。私もかつては、その中でただ何となく先生の真似をして体を動かしていていました。それでもひ弱な私を健康へと導いてもらえました。その後、東京で仕事をすることになり、幸いにも楊名時太極拳の理事長の楊進先生と出会う機会を頂きました。それがきっかけで太極拳本来の意味を考えさせられるに至り、そこから私の太極拳は随分変わったと思っています。

 

動きの中でなぜ次の手が、足が動くのか? 自身の身体の細部を感じながら「いかに体に負担なく効果的に動くか」の理解を促す学習へと変化し、そこを目指しています。私がこれまで学習してきた太極拳の基本を元に、皆さんと共に、ご自身や仲間の健康のため「太極拳」をより深くご理解頂けるよう専念して行きたいと思います。

 

これまで 30年以上続けて来られたことに感謝しています。

軸足を「仕事」に置いたままで教室を始めまたしたが、現役中にも幸い皆様のご理解を得て続けてこられました。そして今、仕事から解放されて自分の大好きなこととして太極拳を楽しんでいます。

太極拳を介して皆さんと一緒に肩肘張らずに続ける為の会です。

とにかく、ゆっくりでも、休み休みでも、続けてください。小さな一歩でも方向性を間違えず進めば、きっとある日、ふと気付くと、以前とは違う健康な自分に出会う事でしょう。

 

今後もお互いにできる範囲でゆっくり長く続けて、ご一緒に「太極拳で健康・キレイ」を実現して行きましょう。

 

 

主催者

◆主催者 情報

 棚橋 るみ子

 日本健康太極拳協会 楊名時太極拳 師範

    鞭杆協会 健身指導員、総合準指導員

 日本武術太極拳連盟 愛知県支部 理事

  ・所属会:

  日本健康太極拳協会(本部、愛知県支部)

  太極学院、鞭杆協会

  日本武術太極拳連盟 愛知県支部